COLUMNコラム

正しい素振りを考える

バッティング
2018/08/17/ 02:13

野球の練習を一生懸命やっている人から、「素振りを千本しました」などという話をよく聞きます。毎日続けるとなれば簡単ではないですし、とても努力家なのだと思います。しかし、素振りを千本すれば、全ての人が打てるようになるわけではありません。

 

一生懸命がゆえに、間違ったフォームで素振りを続け、バッティングが良くならないまま野球人生を終える人もたくさん見てきました。ここでは、そうならない為の正しい素振り、理想のフォームの探し方についてお話したいと思います。

 

【重いバットは慎重に】

飛距離を伸ばしたいと思った時、よりパワーを付けたいと思った時、重たいバットを使ったり、重りを付けて素振りをする方も多いと思います。スイングに必要な筋力アップとしては効果的なのですが、これは誤ったフォームに陥る原因にもなりかねないトレーニングです。バットが重たく感じるということは、筋力が追いついていない可能性が高く、ヘッド位置が不安定になったり、上半身と下半身のバランスを崩したりしてしまいがちです。バットを寝かして構えたに、重たいと感じたら、迷わず軽いバットに替えましょう。また、小学生など、身体のできていない時期であれば、バットを短く対応しましょう。

 

【最短距離じゃなく最速で】

少年野球の指導などでは今でも根強く「ボールまで最短距離で振れ」という言葉が使われています。これはとても誤解を招きやすい言葉です。文字通り最短距離でスイングしようとすれば、遠心力で離れようとするバットを無理矢理引き寄せ、あげくには押し出すような形になってしまいます。インコースの苦手を克服するために、壁やネットに近付いて、バットを身体の近くで素振りをする人が居ますが、これはフォームを崩す可能性の高い練習法です。遠心力に逆らう事でミートが不安定になり、最短距離ではあっても最速でのアプローチが出来なくなります。腕の力で無理矢理最短距離にしようとするあまり、全身の力が使えなくなってしまいます。そこで、バッティングフォームを考える時には、最短距離ではなく「ボールまで最速で振れ」を意識しましょう。身体からバットか近すぎず、離れすぎずを探っていきくのが理想的です。また、インコースが苦手な方は、腰の回転が浅いことがよくあります。腰を深く回すことを意識すると、自然とバットが前に出ます。インコースとアウトコースで腰の回転度が変化することを意識してみてください。

 

【スイングスピードを上げろ】

好投手である条件のひとつに速球という要素があります。これは、バッティングでも同じで、スイングスピードが速いということは、より理想的なフォームに近付いていることを示します。もちろん、それだけが全てではありませんが、スイングスピードが遅いと、かなり不利な打席が増えることになります。チームでスピードガンなどがあれば、それで定期的計測してみてください。もし、スピードガンなどがなければ、自身の感覚でも構いません。どうすれば、スイングスピードが速くなるか考えながら、バッティングフォームを追求していけば、悪いフォームにはなりにくくなります。

 

ここで記載した内容はほんの一部ですが、バッティングフォームを崩す際に陥りやすいものを中心にピックアップしてみました。とにかく、無心でたくさん素振りをするのは危険です。考えながら、動画で撮影しながら進めていけたらいいのではないかと思います。素振りと同じくらい、最善のフォーム探しにも時間をかけて欲しいです。



BASEBALL ANALYZEについて

シゲ
baseball analyzeのシゲと申します。自身も日々、研究・成長していきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。

もっと詳しく知りたい方へ

著作からアドバイスを受けたい方は
ココナラでアドバイスを受け取ることができます。
あなたもアドバイスを受けてみませんか?
最適なアドバイスをご提案させていただきます。

ココナラとは
ココナラは、みんなの
「得意(経験・知識・スキル)」を
オンライン上で売り買いできる、
モノを売らないフリーマーケットです。

ココナラでアドバイスをもらう